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炭酸泉に含まれる炭酸ガスは、効率良く皮膚を通過し様々な効果を示します。 自然界で高濃度に炭酸ガスが溶け込んだ地下水を炭酸泉と呼びます。同等に、良質な人工炭酸泉を簡単に作り出す装置がBATHなのです。 炭酸泉の入浴効果は様々な文献や温泉広告で紹介されていますが、最大の生理作用としては血管拡張作用があります。つまり、血行が良くなることで様々な効能が期待されます。 |
人工炭酸泉の基礎 天然炭酸泉には1000ppm以上の遊離炭酸が含まれている。遊離炭酸とは、水に溶け込んでいる炭酸ガス(CO2)であり、水に溶け込まない炭酸ガスとは違う。この遊離炭酸こそが炭酸泉効果を促す重要な成分となる。 炭酸泉の作用 A 浸漬部で観察される現象(浸かる事が効果的) 浸漬部には、皮ふ表面への炭酸ガス小気泡の附着と、皮ふの潮紅がみられる。 炭酸ガス小泡は(図1)目立つけれども、小泡自体に炭酸泉効果の作用は認められていない。(心理的効果としては良い) 浸漬部の皮ふの潮紅が浸漬部のみにみられ、浸漬していない皮ふとの境い目に明瞭な境界線がみられることである(図2)。 このことは炭酸泉に局所作用のある事を示している。 B 冷覚への影響(実際の水温より2℃程度高く感ずる。) 皮ふ浸透部の冷覚が抑制され、冷たさを感じにくくなる。 ふつう34~35℃以下の真水では冷たいと感じ、炭酸泉では34~35℃で冷たいとは感じない。 真水浴で中立と受けとられる34℃の水温が炭酸泉では ”やや暖かい”と感じられる。 C 自律機能への影響 主に心血管系に影響がみられ、炭酸泉によって皮ふ血管が拡張し、これによって皮ふ血流が増加する。 臨床応用のまとめ 適応と禁忌 天然炭酸泉による治療は120年以上の歴史がありローマ時代に既に炭酸泉入浴の記録がある。 CO2濃度1000ppmの人工炭酸泉は、天然炭酸泉と同様に作用する事が明らかにされてきた。従って人工炭酸泉も、天然炭酸泉と同様の効果が期待出来る。 適応の一例 血管障害、自律神経障害、神経障害などが適応とされている。 心疾患などは現在もなおその適応について論争中の疾患がある。 禁忌の一例 ①血圧低下によるめまい、立ちくらみなど起こりやすい人は注意を要する。(炭酸泉シャンプー後の移動時は、ふらつきに注意) ②心疾患患者は、心蔵負荷が増加し心臓への負担が増大する可能性がある。 ③気管支炎、肺疾患などは高炭酸血症となりやすいので注意を要する。 ※「人工炭酸泉の基礎(山梨県環境科学研究所 所長 入來正躬 著)を引用し、わかりやすい言葉で編集しました。」 |
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炭酸泉には以下のような効果があります。 |